Gillette以前 · 日本語版 · 第07番
Gillette以前:不条理のアーカイブ
BLADEFREGAの第一の戒め
汝、時間がまだ理解していないものを削除するなかれ。
アーカイブとは、自分を実り豊かに誤解できるほど賢い未来を、過去が待っている部屋である。どの時代も自らの確信を保管し、うっかりその不条理まで保存してしまう。
公式の報告書は、突き返された原稿の隣で生き延びる。企業スローガンは、気恥ずかしい初稿の隣で眠る。私がアーカイブを信頼するのは、何が大事なのかを知っているふりをしないからだ。奇妙な作品は、今日は無用に見えるかもしれないし、嘲笑されさえするかもしれない。それがときに、ありきたりの思考から抜け出したことの最初のしるしなのだ。永遠とは、前もっての承認ではない。もとの瞬間が期限切れになったあとも手に取れるということだ。
結び
永遠は、時間が果てしなくなったときに始まるのではない。ひとつの決断、ひとつのページ、ひとつの作品が、期限切れになることを拒んだときに始まる。
フェルディナンド
