P&Gサーガ · 日本語版 · 第01番
P&Gに私が望むもの
私は聖人ではない。だから、この物語の焦点から始める。
毎日ちがう女がほしい。セックスのためではない — 女にそれは必要ない、と科学が確かめている。私がほしいのは、女の持つ無限の知への入り口だ。女性の世界の、知られざる部分。直観と本能でできている、あの部分。
男のものである例の3分間は、あいかわらず空っぽにする瞬間でしかない。そして実際のところ、本当の代償はめったにわからない。あれは一瞬を満たし、一生を傷つける。何も築かない。
だが、彼女だけが — 女だけが — 私たちをましにできる。
一度にひとりを、激しく、ただひとりとして、これが最後であるかのように愛すること — それは宝くじに当たって、ほんの一瞬、金持ちであるとはどういうことかをついに理解したと思い込むのに似ている。それから、すべてが溶けて消える。
愛にはそういう作用がある。永遠であることは決してない。変わっていく。強くなるのではない — 良くなり、ずれ、四半期ごとの株のように成績を変える。私の母が一生閉じ込められていた会社のように。P&Gだ。
この著者は何も求めない。ただ、自分のしていることで認められたいだけだ — 自分が何者であるかで、ではなく。私たちひとりひとりがこの世で費やす、いちばん良い部分で。人生はいつだって決算書を求めてくるからだ。そして、誰もが会計士を抱えているわけではない。
どういたしまして。
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